とんでもない!文部科学省は何を考えてるのでしょう?

 

 

長文ではありますが、ご容赦ください。

そしてもし他の塾の先生や保護者の方がこれをお読みいただいているのなら、お子さんを導いていただく際に、非認知能力を育成するという視点をより強く持っていただくよう切に願って、描かせていただきます。

 

昨夜、帰りがけに、とんでもないニュースを目にしました。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/e687170859a18c38c1c4730af44954127a0260e9(共同通信社)

 

「主体的に学習に取り組む態度」の評価観点を外し、総合所見欄に記すのみにするという、文部科学省案が出ているというニュースです。

 

 

とんでもないことです!!!

 

学力偏重ということで否定的なわけではありません。

その逆です。

私が否定的なのは、学力低下を招いてしまう恐れが非常に高いからなのです。

そして、学力だけでなくモラルまで含んだ非認知能力の欠如を招いてしまいかねないからです。

さらに私がもっと危惧しているのは、学校や先生やテストというものをアンチテーゼとする風潮を加速させてしまって、公教育が完全に瓦解してしまうかもしれない危険性を孕んでいるという部分です。

 

定期テストの点数などの数値化して測ることのできる「認知能力」は、集中力や忍耐力などの数値化しづらい「非認知能力」を土台として伸びていきます。

 

そのことは、数年前に教育経済学者の中室牧子先生が著された『学力の経済学』でも明らかです。

 

私は、非認知能力にアプローチしていくことで、学校の先生から「行ける高校がない」と言われていた子たちが高校に合格し、その後の大学進学や大手企業への就職につながる土台を築いていっています。

 

 

「主体的に学習に取り組む態度」は数値化しづらく先生方の負担になるから、と文部科学省は言っていますが、負担になるなら所感に残すこともおかしいはずです。

賛否はあれど、非認知能力を評価に織り込んでいるというのは、公教育制度の最後の砦だと私は思っていました。

 

会社などの評価制度には、定量評価(売上や改善実績など数値化できるもの)定性評価(勤務態度や誠実さなど)があります。

義務教育制度の中の定性評価こそが「主体的に学習に取り組む態度」です。

 

高校・大学の評価制度では、定性評価部分がほとんどなくなって、定量評価(テストの点数と出席単位)のみになります。

 

そして、高等教育ではなくなっていた定性評価が、会社には存在します。

むしろ会社では、定性評価的な観点で人を見ていると言っても過言ではありません。

 

ただ、現状では義務教育制度の中に定性評価(主体的に学習に取り組む態度)が含まれているので、まだ最悪ではないのです。

 

ここでもし、公教育の中から定性評価をなくしたとき、子どもの世界と大人の世界が完全に分断されてしまいます。

上手に立ち回れる人たちは、それでもいいでしょう。

しかし、そういう人たちばかりではないのはお分かりいただけると思います。

 

「言われたことを、言葉通りにしかやろうとしない」という人たちが、会社の新入社員の中に増えてきているという現実が加速しているのは、定量評価を重視しすぎる現在の風潮が起こしている弊害だと、私は見ています。

 

ある金融機関の話ですが、とても忙しかったので、上席者が新人社員に昼食を食べるように指示できなかったとき、親御さんから本部に「お前のところは昼飯も食べさせないのか!?」とお叱りの電話があったと聞いたことがあります。

その話を私にしてくれた方は、「そんなことまで教えなきゃいかん時代になったのかなぁ」「家や学校で教えといてもらわないと困るなぁ」と、大きなため息をつきながらおっしゃっていました。

こうした出来事にあらわれている通り、モラルまで含んだ非認知能力の欠如は、すでにこの国を覆い始めています。

「〇〇ハラスメント」なんていうことが報じられ続けていることも、その証左です。

 

文部科学省は、そしてこの国は、何を考えて定性評価をなくそうとしているのでしょうか?

疲弊し、瓦解しかけている公教育ではありますが、その最後の砦を自ら崩そうとしている愚行にしか私には見えません。

 

私はそもそも、学校とか先生とか成績というものをアンチテーゼとして語る風潮が嫌いです。

「学校では習わない〇〇」とか、「テストの点では測れない〇〇」とか、学校というものを安易にアンチテーゼとして語る言い回しついて、誰もが何も感じていないことが不思議でなりません。

そのくせ、テストでは点数を上げたいという欲を持ってみたり、内申点に一喜一憂したりと、学校をアンチテーゼとしながらもその仕組みの中で数字だけは取りたいという考え方に、子どもの頃から矛盾を感じていました。

 

誤解を恐れずに言えば、すごく気持ち悪いです。

学校や先生や成績というものをアンチテーゼとして語りたいなら、尾崎豊さんの歌のような行動を取ればいいんです。

 

それができないくせに、「学校では習わない〇〇」とか、「テストの点では測れない〇〇」といった言い回しを無神経に使うのは、教育に一生を捧げている先生たちに大変失礼です。

そして誰よりも、アンチテーゼとして語られるような空間に、子どもたちを通わせているという現実に、誰も何も思っていないことが、私には気持ちが悪くてなりません。

 

ただでさえ教育をアンチテーゼに使う風潮が、公教育に対する軽視を招き、非認知能力の欠如を招いているのに、その風潮を文部科学省が加速させてどうするんでしょうか?

 

教育先進国である北欧諸国ではアナログへの回帰をしようとしている中で、日本はデジタル化を推進しようとしたりもしています。

その上、日本が世界に誇る非認知能力の優位性さえ捨ててしまうような選択をしようとしています。

誰かの差金で改悪しようとしているのではないか、とさえ思えてしまうくらいです。

 

ミッションとしてこの問題に取り組んでいる必要を感じています。

 

私は今、非常に危機感を覚えています。

あなたはどう思われましたか?

 

 

 

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